事業再生コンサルタント「山さん」のブログ

「山さん」が事業再生について語ります。

事業再生とは その38 他人目線の必要性

こんにちは。事業再生コンサルタントの山さんです。

 

さて、消費税増税から2ヶ月弱。

私の顧問先の中小企業の方々からは、悲鳴にも似た言葉が、

続々と寄せられています。「もう駄目です・・・。」

 

もともと、事業再生中で体力がないのに、

そのタイミングでの消費税増税

「再生しよう!」と頑張ってきた中小企業の皆様の気持ちが、

ここのところ少し、

「やっぱり駄目だ」という気分に傾きかけています。

こんな時こそ、「メンタル面のケア」と、「危機打開のための専門的提案」

コンサルタントには求められます。頑張らなければ!

 

さて、前回のブログの続きからです。

 

自社や同業他社のことは、経営者自身、わかっているようでわからない。

だから、「他人に聞く」のです。

 

そのために、コンサルタントなどの専門家がいます。

また、直接、「お客様」に自社のことを聞くのもその方法です。

 

肝心なのは、

「できない・・・」という「経営者自身の思い込み」を捨てること、

そして、

「ああ、こうすればできる!」という「可能思考」を育むこと。

 

それに尽きます。

 

経営戦略で使われる「SWOT分析」も、

実はこの、「経営者自身の思い込み」を捨て去った、

客観的な目線で作成しないと意味がありません。

 

しかし、客観的に「SWOT分析」が行えれば、

次に打つ手も見えてきて、

「ああ、こうすればできる!」という「可能思考」を

育むことができます。

 

そして、素直に他人目線を受け入れて、

それを事業の中に取り入れていく経営者は、

 窮地にあっても、経営を立て直すための、

新たな事業を興すことができる、

そう思います。

 

 

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