事業再生とは その３３ 既存事業の派生的新規事業

こんにちは。事業再生コンサルタントの山さんです。

GW明けの３日間の平日も、明日からまた週末ですね。

何だか、少しホッとするような（苦笑）。

しかし、気がついたら５月もすでに上旬が終わりますね。

まさに、「光陰矢のごとし」。休んでばかりもいられませんね。

さて、前回のブログの続きからです。

既存事業の見直しを行ってもなお、

売上や利益が上がりそうになく、再生する兆しを見せないときには、

新規事業を検討する必要があると書きました。

その新規事業の検討についてです。

まず、新規事業を検討するに当たって考えるべきは、

「既存事業に近い、既存事業の派生のような事業」

です。

なぜなら、こうした既存事業の派生的な事業は、

これまでの既存事業で培った強みや、既存事業との相乗効果が生まれやすく、

また、大きな設備投資等も不要なことが多いからです。

つまり、

「リスクが少なくて、手堅い」

ということが言えます。

たとえば、

・清掃会社が、太陽光発電メンテナンス事業（パネル清掃等）に乗り出す。

・警備会社が、夜間の無人店舗のメンテナンスも請け負う。

といったようなケースは、既存事業の派生的な新規事業といっていいでしょう。

こうした、既存事業の派生的新規事業を考えるにあたっても、

成功するポイントがあります。

それは、

「他業種の成功事例を、自社の業種に導入することを検討する」

ということです。

これについて、少し触れていきたいとおもいます。

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