事業再生とは その３４ 他業種に学ぶメリット

こんにちは。事業再生コンサルタントの山さんです。

週末あたりから、過ごしやすい天候になりましたね。

今週は休日がなく、たっぷり１週間平日がありますから、

元気に頑張っていきましょう！

さて、前回のブログの続きからです。

まず、新規事業を検討するに当たって考えるべきは、

「既存事業に近い、既存事業の派生のような事業」

だといいました。

そしてさらに、 

「他業種の成功事例を、自社の業種に導入することを検討する」

 ということが成功のポイントだと述べました。

 このことについて、説明していきたいと思います。

なぜ、他業種の成功事例を、自社の業種に導入することを検討することが、

新規事業の成功ポイントとなるのでしょうか？

それは、一言でいうと、

「同業他社があまり検討していないから」

だと言えます。

同業社間では、それぞれの企業が、他社の研究を非常によく行なっています。

そして、同業社間で成功している企業は、すぐに同業他社から真似をされます。

そうすると、「新規事業」だと思って始めた「ブルーオーシャン」が、

あっという間に競合ひしめく「レッドオーシャン」に変わってしまいます。

しかし、他業種についてはどうでしょうか？

飲食業を営む企業が、製造業の研究をするでしょうか？

よほどの経営者等でない限り、「畑違い」とばかりに、

あまり他業種の研究は行なわないと思います。

そこに、「他業種から学ぶポイント」があります。

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