事業再生コンサルタント「山さん」のブログ

「山さん」が事業再生について語ります。

事業再生とは その28 目標予算と話し合い

こんにちは。事業再生コンサルタントの山さんです。

世の中は、「GW」の真っ只中ですね。

今年は、「飛び石連休」なため、まとまった休暇を取りづらい方も、

多いのではないかと思います。

こんな時には、ゆっくり近場等で過ごすのも、

いいものではないかと思います。

 

さて、前回のブログの続きからです。

 

各事業部門ごとの目標予算を「トップ経営者」が「トップダウン」で

提示するのが好ましいと前回述べました。

 

各部門長の下で、各事業部ごとに目標予算を立てるという

ボトムアップ」方式では、ともすれば目標設定が甘くなり、

目標設定が低くなってしまうというのが、その理由でした。

 

しかし、トップ経営者が、各事業部門ごとの目標予算を

トップダウン」で提示したら、各事業部門に所属する者が、

なぜ、そのような目標予算を設定する必要があるのか、

トップ経営者は、各事業部門に説明する必要があります。

 

一方的に、目標予算を通達して終わりにするのではなく、

会社の置かれている状況や、今後の会社の方向を見据えた結果、

このような目標予算を達成して欲しいという、

トップ経営者と各事業部門との「話し合いの場」が、

もたれる必要があります。

 

ここで、トップ経営者は、真摯に、且つ、強い意思を持って、

各事業部門の者と話し合い、目標予算について、

理解してもらう必要があります。

そうでないと、目標予算の実施の場面において、

各事業部門では、トップ経営者からの「やらされ感」が拭いきれず、

結局、目標予算は、「絵に描いた餅」に終わってしまうことが

多いからです。

 

 

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 平成26年5月18日(日)午前・午後(東京)

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