事業再生コンサルタント「山さん」のブログ

「山さん」が事業再生について語ります。

事業再生とは その29 目標予算の落とし所

こんにちは。事業再生コンサルタントの山さんです。

「GW」中の平日である昨日、

関東地方ではあいにくの雨になりましたね。

せっかくのGW、すっきり晴れた天気になってほしいですね。

 

さて、前回のブログの続きからです。

 

目標予算の設定に当たっては、

トップ経営者と各事業部門との「話し合いの場」が、

もたれる必要があると述べました。

 

トップ経営者にはトップ経営者の、

そして、各事業部門には各事業部門の、

「事情」というものが存在します。

 

それを、ひとしきり意見交換し終えたら、

最終的に、目標予算の「落とし所」を決めて、

予算を決定することになります。

 

ところで、この目標予算の「落とし所」ですが、

どのように決められるのがいいのでしょうか?

 

実は、これについては、正しい答えはありません。

トップ経営者と、各事業部門の「綱引き」的な要素があり、

どちらの言い分も反映されるような結果でなければ、

目標予算を現実的に達成する全社的な意欲は、

低下してしまうと思われます。

 

しかし、結果としては、

「会社が総合的にプラスに向かう所」

が目標予算 の落とし所であるように思います。

それであれば、皆が目標達成に向けて、

動こうという気になるからです。

 

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 平成26年5月18日(日)午前・午後(東京)

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