事業再生とは その４１ もう一つの新規事業ネタ探し

こんにちは。事業再生コンサルタントの山さんです。

今週は、雨の日もありながら、

暑くもなく、過ごしやすい気候が続いていますね。

汗かきの私には、とてもいい季節です。

さて、前回のブログの続きからです。

新たな新規事業ネタを見つけたら、

「小ロット、３ヶ月」

だけ始めてみて、上手く行きそうなら、

ロットを増やし、継続していく。

そして、そこにいろんな付加価値をつけながら、

新規事業を拡大していく道筋がつけられれば、

それが新規事業として育つことになります。

ところで、新規事業ネタの見つけ方には、

もう一つあります。

それは、経営者自身がやってみたかったことを

新規事業として育てていく、ということです。

例を挙げましょう。

ある会社の２代目社長の例です。

創業社長は、電気機器を作るのが好きで、

特殊な電気機器を作る会社を創業しました。

しかし、創業社長が病気で急逝し、

その会社を引き継いだ２代目社長。

当初は一生懸命、電気機器やその会社の事業について

勉強し、熱心に取り組んでいたものの、

「自分の持ち味、強み」

をその会社では出せないことを薄々感じていました。

なぜなら、２代目社長は、

社長に就任するまでは「カーレーサー」で、

車大好き人間だったからです。

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