事業再生とは その４６ 何もないから事業が生まれる
考えてみれば、５月もあとわずか、
月日の経つのは本当に早いですね。
みなさんは、いかがでしょうか？
さて、前回のブログの続きからです。
新規事業もそうですが、
既存事業の改善においても大切なのが、
「ヒト・モノ・カネ」何もないから何もできない・・・。
そう考えて、事業の先行きを考え、
悲壮な気持ちになる経営者は多いです。
「いっそ事業を辞めてしまえたら、どんなに楽だろう」。
そんなことばかり仰っている経営者の方もいらっしゃいます。
しかし、この人は「経営者としての資質が高いな」と思う方は、
何にもない状況を、例えて言えば、
「ゴルフのハンデ」のように捉えて、
そこから勝負しようという「マインド」をもっています。
そうした資質の高い経営者にお会いさせていただくたび、
こちらが逆に感化されてきて、
世の中、汗をかいて動きながら、真剣に智慧を出していけば、
駄目だということなんてない、
そんな気持ちになってきます。
危機的な条件が与えられたら、それを、
「スポーツのルールが厳しくなった」
あるいは、
「ゴルフのハンデが厳しくなってきた」。
そう思って、事業の成長に向けてトライしていくと、
モチベーションや目的意識、行動力が、
圧倒的に高くなり、事業が成長していく。
そんな例を、少なからず私は目にしてきました。
「何もないからこそ事業が生まれる」
このことを是非、忘れないでいただきたいと思います。
【お知らせ】
経営カウンセリング・個別相談会の開催について
●平成26年６月22日（日）午前・午後（東京）
詳細・お申込み ⇒ 経営カウンセリング 個別相談会
⇒好評により、「Cure&Smile」森山花音カウンセラー 連続参加決定！
●平成26年６月27日（金）午後（東京）
詳細・お申込み ⇒ 経営カウンセリング 個別相談会
