事業再生とは その２５ 部門別会計・まず行うこと

こんにちは。事業再生コンサルタントの山さんです。

数日前に風邪を引いて、昨日の朝には治っていたのですが、

その後、遅れた仕事を取り戻すためにペースを上げたら、

昨夕には、また風邪の症状がぶり返しました。

やはり、仕事と健康の管理は、ペース配分を上手に行う

ということだと思いました。

さて、前回のブログの続きからです。

前回は、部門別に事業を検討するために、

「部門別会計」の導入をお話させていただきました。

１．より強くする（売上・利益を上げる）部門

２．改善して利益が出るようにする部門

３．どうしても不採算なので廃止する部門

４．新たに起こす部門（新規事業）

のうち、４．の新たに起こす部門（新規事業）は別として、

既存の事業の状況を客観的に把握するために、

部門ごとの損益を出すということでした。

ところで、この「部門別会計」を実施するときには、

とても重要なことがあります。

それは、この「部門別会計」を経理部門だけで作成せず、

「各事業の部門長を当事者にして作成する仕組み」

を構築することです。

そうしないと、各事業の部門長は、

それぞれの部門が会社に貢献しているのか否か、

実感として体感せず、

「自分たちの部門は会社に貢献しているはずだ」

という誤った信念を持ったまま、

現状を直視しようとしないからです。

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