事業再生とは その23 SWOT分析の応用
こんにちは。事業再生コンサルタントの山さんです。
すっかり春らしい、暖かい季節になってきましたね。
さて、前回のブログの続きからです。
SWOT分析を行うことにより、自社の状況が客観的にわかるとともに、
それを皆で共有することができます。
多くの場合、SWOT分析はここで終わったり、
S・Wと、O・Tをクロスさせる分析で終わっています。
しかし、それだけでは、実は売上や利益を上げる方策を見いだすのは、
困難だと思います。
このSWOT分析は、もう少し工夫して使うと、大きな力を発揮するのです。
その工夫とは?
S・W・O・T のそれぞれを見ながら、
強みSや、機会Oを、もっと強く、あるいは、利用するにはどうしたらいいのか、
という、具体策まで踏み込んで、売上や利益を上げる方策を考えます。
また、弱みWや、脅威Oは、どうすれば強みに変えたり、
機会に変えたりすることができるのかを考えます。
こうして、S・W・O・Tの「全ての項目」を、
売上や利益を上げるための項目として検討するのです。
こうすれば、売上や利益を上げる方策が、見いだしやすくなります。
そして、これが、SWOT分析の応用的・実践的な使い方です。
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