事業再生とは その7 借入過大の原因
こんにちは。事業再生コンサルタントの山さんです。
今日は、事業再生の定義の中の、
「3.債務の一部免除や弁済期の繰り延べなどを行う」
ということについて説明していきたいと思います。
事業継続が困難に陥る一番の原因は、
多額の負債(借入過大)による資金繰りの悪化です。
金融機関等からの借入金が過大になって、
事業から生みだされる資金では、
当初の返済計画通りの借入返済ができない状態になることです。
ここで、借入金が過大になる原因が3つあります。
1.事業が衰退していき、相対的に借入金が過大になった場合
2.事業規模以上に借入を行い、その結果借入金が過大になった場合
3.資産デフレによる担保価値の下落により、実質的に借入金が過大となった場合
それぞれ、結果として借入過大になっているものの、
そうなった原因が違います。
事業再生においては、まず、この借入過大になった原因を
分析するところから始まります。
なぜなら、その原因によって、
それぞれ再生の戦略が違ってくるからです。
【お知らせ】
経営カウンセリング・個別相談会の開催について
平成26年4月27日(日)午前 開催決定!(東京)
詳細 ⇒ イベント・セミナー情報 - 総合ビジネス支援協会 をご覧下さい。