事業再生コンサルタント「山さん」のブログ

「山さん」が事業再生について語ります。

事業再生とは その7 借入過大の原因

こんにちは。事業再生コンサルタントの山さんです。

 

今日は、事業再生の定義の中の、

 

「3.債務の一部免除や弁済期の繰り延べなどを行う」

 

ということについて説明していきたいと思います。

 

事業継続が困難に陥る一番の原因は、

多額の負債(借入過大)による資金繰りの悪化です。

 

金融機関等からの借入金が過大になって、

事業から生みだされる資金では、

当初の返済計画通りの借入返済ができない状態になることです。

 

ここで、借入金が過大になる原因が3つあります。

 

1.事業が衰退していき、相対的に借入金が過大になった場合

2.事業規模以上に借入を行い、その結果借入金が過大になった場合

3.資産デフレによる担保価値の下落により、実質的に借入金が過大となった場合

 

それぞれ、結果として借入過大になっているものの、

そうなった原因が違います。

 

事業再生においては、まず、この借入過大になった原因を

分析するところから始まります。

 

なぜなら、その原因によって、

 

それぞれ再生の戦略が違ってくるからです。

 

 

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